太陽フレア発生|2026年1月の宇宙天気予報とオーロラの可能性をやさしく解説

冬の空気が澄んでいると、星がきれいに見えますよね。 でも今回お話するのは夜に見る星ではなく、昼間に私たちを照らしていた「あの星」についてお話ししたいと思います。

そう、太陽です。

実は今、ヨーロッパの宇宙機関(ESA)が、「太陽がちょっと騒がしいよ」というニュースを発表しています。 いつもはニコニコと私たちを温めてくれる太陽ですが、どうやら今は少しだけ「ご機嫌ななめ」のようです。

この記事では、今起きている太陽の「くしゃみ」と、それが地球に届ける「光の贈り物」について、少しだけ夜更かしして語り合いましょう。

1/18の太陽嵐について
Image Credit: ESA
目次

太陽が「くしゃみ」をした?

ニュースによると、2026年1月、太陽でとても大きなエネルギーの爆発が観測されています。 これを専門用語では「太陽フレア」や「コロナ質量放出(CME)」と呼びますが、名前なんて覚えなくて大丈夫です。

簡単に言えば、太陽が大きな「くしゃみ」をしたと思ってください。

太陽は、巨大なガスの塊であり、その表面では常に磁石の力が渦巻いています。 この磁力のゴムバンドが、ねじれて、引っ張られて、最後に「パチン!」と切れた瞬間。 蓄えられていたエネルギーが一気に解放されて、宇宙空間に大量の電気を帯びた粒子(プラズマ)が飛び出します。

それが今、猛スピードで宇宙の海を渡り、私たちの地球に向かってきているのです。

届くのは、熱い手紙と少しのいたずら

「えっ、太陽の爆発が地球に来るなんて、怖い!」 そう思った方もいるかもしれません。でも、安心してください。

地球には「磁場」という、目に見えないバリアがあります。 このバリアが、太陽からの激しい嵐を受け流して、私たちを守ってくれています。私たちは、分厚いガラス窓のある家の中で、外の嵐を眺めているようなものです。

でも、今回の「くしゃみ」はかなり大きく、専門機関は「強い地磁気嵐が発生する可能性」を指摘しており、人工衛星・通信機器などにも影響が出る恐れがあるとしています。

ひとつは、ちょっとした「いたずら」。 カーナビのGPSが少しズレたり、無線が入りにくくなったりするかもしれません。 「あれ? 今日はスマホの地図が迷子だな」と思ったら、それは太陽のせいにしてしまいましょう。

そしてもうひとつは、素敵な「贈り物」です。

夜空のカーテン、オーロラの予報

太陽から届いた粒子たちが、地球のバリア(磁気圏)とぶつかり合い、大気中の酸素や窒素と触れるとき、 夜空には美しい光のカーテン、「オーロラ」が現れます。

普段、オーロラは北極や南極の近くでしか見られません。 でも、太陽が今回のように大きな「くしゃみ」をしたときは、そのエネルギーが強すぎて、専門の予報では、通常より低い緯度でもオーロラが見える可能性が高いとされ、米国南部や日本北部でも観測のチャンスがあるかもしれません。

これを「磁気嵐(じきあらし)」と呼びます。 嵐といっても、雨風が吹くわけではありません。空の高いところで、目に見えない磁石の力が揺れ動く現象です。

予測ができる

「あ、太陽さん、そろそろ大きなくしゃみをしそうだな」 「この風向きだと、地球に届くのは明日の夜くらいかな」

そうやって宇宙を見張ってくれている衛星たちがいるので、人工衛星を運用する人たちや、電力会社の人たちは、事前の準備ができるのです。 私たちの安全な生活は、こうした「宇宙の天気予報」に支えられているんですね。

まとめ

今夜、もし雲が晴れていたら、北の空を少しだけ長く見上げてみてください。 もしかしたら、普段は見えない赤い光が、ぼんやりと浮かんでいるかもしれません。

たとえオーロラが見えなくても、想像してみてください。 頭上の暗闇の向こうで、太陽からの「熱い手紙」が地球のバリアとぶつかり合い、光の粒子となって降り注いでいる様子を。

参考文献

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この記事を書いた人

「深夜の星空喫茶」管理人。 三度の飯より星とミルクティーが好き。飯もちゃんと好き。

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