-
星空のしくみ
天文単位(au)とは?|地球と太陽の距離を「1」とする宇宙の基準
夜空を見上げると、星々はまるで天井に張り付いた小さな光の点のように見えます。しかし、その光は想像を絶するほど遠い場所から私たちのもとへ届いています。 たとえば、私たちの命を支えている太陽。地球から太陽までの距離は、キロメートルで表すと「約... -
観察の楽しみ方
こと座流星群2026の見つけ方|ピーク時間と肉眼で見つける3つのコツ
春の空気がやわらぎ、夜に外へ出るのが少しだけ楽になる頃。ふと見上げた空で、「一瞬だけ走る光」に出会える季節がやってきます。それが、こと座流星群です。 「流星群って、なんだか難しそう」 「特別な望遠鏡がないと見えないんでしょう?」 そんなふう... -
観察の楽しみ方
ISS(国際宇宙ステーション)の見つけ方|今夜どこに見える?肉眼で探す方法
ふと夜空を見上げたとき、飛行機のように点滅することなく、スーッと滑らかに星空を横切っていく明るい光を見たことはありませんか? それは「国際宇宙ステーション(ISS)」かもしれません。 宇宙飛行士たちが滞在し、現在進行形で科学実験が行われている... -
観察の楽しみ方
2026年5月の星空|月・金星・木星が接近!見える日と観察ガイド
5月は夜風が心地よく、星空を見上げるのにぴったりの季節です。 2026年の5月19日(火)と20日(水)の夕方、西の空で天体イベントが起こります。細い三日月と、夜空でひときわ明るく輝く「金星」と「木星」が接近して見えるのです。 街明かりがある都市部... -
やさしくわかる宇宙物理
ロッシュ限界とは?|潮汐力が天体を引き裂く重力の境界線
望遠鏡で夜空を覗いたとき、もっとも多くの人を魅了するのは土星の環でしょう。レコード盤のように薄く、幾重にも重なる美しいリング。しかし、あの環は最初からそこにあったわけではありません。 あの環の正体は、無数の氷と岩の破片です。では、なぜあの... -
観察の楽しみ方
土星の環の観察方法|15年周期で変わる傾きと今年の姿
夜空に浮かぶ星々の中で、ひときわ私たちの心を惹きつけるのが「土星」です。図鑑や写真で見る立派な環は、宇宙の不思議を象徴するような美しい姿をしています。 しかし、土星を望遠鏡で覗いたとき、いつもあの「大きな環」が見えるわけではないことをご存... -
やさしくわかる宇宙物理
水星の1日はなぜ「2年」続くのか?|3:2共鳴自転と潮汐力のしくみ
水星は、太陽系の中で最も内側を回る小さな惑星です。この星に降り立ったと仮定して空を見上げると、私たちの常識が通用しない「奇妙な1日」を体験することになります。 水星では、太陽が昇ってから次に同じ位置に戻ってくるまでの「1日」が、実に地球の約... -
やさしくわかる宇宙物理
水星の磁場とは?|なぜ小さな惑星でダイナモが止まらないのか
夕際、あるいは明け方の空にひっそりと輝く水星。太陽系で最も小さく、月とさほど変わらないサイズのこの惑星は、長い間「冷え切った死の岩石」だと思われていました。 しかし、1970年代に探査機マリナー10号が水星に接近した際、科学者たちは驚くべきデー... -
やさしくわかる宇宙物理
天王星の自転軸はなぜ横倒しなのか?|巨大衝突と「角運動量保存の法則」が残した傷跡
夜空を望遠鏡で覗くと、青白く静かに輝く天王星を見つけることができます。地球からおよそ28億km離れたこの氷の惑星は、一見すると非常に穏やかな世界に見えます。 しかし、この惑星には太陽系の中で際立って異常な特徴があります。それは、自転軸が「横倒... -
星空のしくみ
天王星の季節とは?|「横倒し」の惑星が刻む84年のサイクル
夜空に小さく輝く天王星。肉眼で見ることさえ難しいこの遠い惑星には、私たちの地球とは全く違う「季節」が流れています。 地球の季節は、太陽の周りを回る中で、暑い夏や寒い冬が交互にやってくるものです。しかし、天王星の季節はそんな生易しいものでは...