Astronomy Basics– category –
天文・惑星の基礎知識
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Astronomy Basics
【星の図鑑】暗闇の中の産声。分厚い繭(まゆ)に包まれた「原始星」の孤独と熱狂
前回、星のふるさとである『星間分子雲』の話をしました。およそ-260℃の、凍てつくような静かな世界です。 しかし、その静寂はある日突然破られます。ガスの濃い場所が、自分自身の重さに耐えきれずに崩れ落ちるのです(重力崩壊)。 そこから始まるのは、... -
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【星の図鑑】宇宙に漂う、冷たくて美しい「星のゆりかご」。星間分子雲の話
夜空を見上げると、星と星の間には真っ暗な闇が広がっています。『宇宙空間は真空だ』とよく言われますが、本当に何もないのでしょうか? 実は、この隙間には目に見えないほど薄いガスや、微細な塵(ちり)が漂っています。それが長い時間をかけて集まり、... -
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北極星は「交代制」? 1万年後の未来、新しい王座に就くあの一等星
Image Credit: NASA/JPL-Caltech 『北極星は動かない』。これは天体観測の常識です。でも、もし『北極星も動いている』と言ったら、驚かれるでしょうか? 私たちの一生という短い時間では止まって見えますが、数千年、数万年という宇宙の規模で見ると、北... -
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太陽系観光ガイド! 個性豊かな8つの惑星と、母なる太陽を巡る旅
これまで、太陽系にある個性的な惑星たちをひとつずつ紹介してきました。 燃え盛る星、凍りついた星、そして嵐の吹き荒れる世界……。 Image Credit: NASA 今夜は、それら全ての星々を巡る「太陽系グランドツアー」をご提案します。 私たちの住む太陽系が、... -
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宇宙で一番「変」な星? 私たちが乗っている「奇跡の宇宙船」の話
水星から海王星、そして太陽まで。 広大な太陽系の旅をしてきましたが、一つだけ、とても大事な星を紹介し忘れていました。 今、あなたの足の下にある星。地球です。 「地球のことなんて、毎日見ているから知ってるよ」と思われるかもしれません。 ですが... -
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その質量、99.86%。私たちの「生みの親」である、ありふれた恒星の話
水星から海王星まで、太陽系には個性豊かな8つの惑星があります。 氷の惑星や、ガスの巨人、そして生命あふれる地球。それぞれの解説記事は下記リンクにあります。 Image Credit: NASA しかし、これらの惑星をすべて合わせても、太陽系全体の「重さ」のわ... -
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望遠鏡を使わずに見つかった星。海王星の深い「青」と、すべてを吹き飛ばす音速の風
冥王星が準惑星になった今、太陽系の「最果ての惑星」となったのが海王星です。 地球からは肉眼で見ることのできない、遠く暗い世界。 しかし、その姿は息を呑むほど美しい「深い群青色(ディープブルー)」をしており、ローマ神話の海の神「ネプチューン... -
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天王星はずっと「寝て」過ごしている? 横倒しで転がる惑星と、42年間の長い孤独
望遠鏡で見ると、のっぺりとした青緑色の顔をしている天王星。 あまり目立った模様もなく、地味な印象を持たれがちですが、実は太陽系で一番の「変人(変わり者)」と言っても過言ではありません。 Image Credit: NASA/JPL-Caltech 他の惑星がお行儀よくコ... -
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土星ってどんな星? 宝石のような見た目と、軽すぎる中身の話
天体望遠鏡を買った人が、最初に見たがる星ナンバーワン。 それは間違いなく土星です。 あの美しい「輪っか(リング)」を持った姿は、まさに太陽系の宝石。 望遠鏡で初めてあのリングを見た瞬間、「本当に図鑑の通りだ!」と感動して声を上げてしまう人も... -
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太陽に落ちないための「猛ダッシュ」。水星が過酷な宇宙で生き残る方法
太陽系で最も内側を回り、太陽に一番近い惑星、水星。 地球から見ると、いつも太陽のすぐそばにいるため、まぶしくてなかなか姿を見せてくれない恥ずかしがりな星です。 そんな水星について、ふとこんな心配をしたことはありませんか? 「あんなに太陽に近...