
街がイルミネーションで彩られる季節になりました。ですが、もっと上を見上げれば、電気の光にも負けない「天然のイルミネーション」が輝いています。 2025年最後の月におすすめする「見どころ」をご紹介します。
※この記事は「2025年12月に見られた星空の記録」です。今後の星空記事の参考としてご覧ください。
目次
夕暮れの「水星」を見つけるチャンス(12月11日頃)
普段は太陽の近くにいて、眩しくてなかなか姿を見せない「水星」。 しかし、12月11日前後は、太陽から一番離れた位置(東方最大離角)に来るため、夕方の西の空で見つけやすくなります。
水星は、太陽系で一番内側を回る小さな惑星です。 もし見つけられたら、「あんなに太陽に近い灼熱の世界なんだな」と想像してみてください。
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冬の夜空の「オールスター感謝祭」
12月の空は、明るい一等星が勢揃いです。特に注目してほしいのが、南の空に昇ってくるオリオン座と、その周辺の星たちです。
- ベテルギウス(オリオン座): まもなく爆発するかもしれないと言われる、巨大な赤色超巨星。
- アルデバラン(おうし座): オレンジ色に光る、老練の赤色巨星。
- シリウス(おおいぬ座): 全天で一番明るい星。青白く輝く若々しい主系列星。その光は冬の夜空の主役です。
色も寿命も違う星たちが、冬の寒空の下で競演しています。彼らがどの段階の星なのかを知ってから見上げると、また違った感動があります。
星の雨、ふたご座流星群(12月14日夜)
毎年恒例、3大流星群のひとつ「ふたご座流星群」がやってきます。 今年のピークは14日の夜から15日の明け方にかけて。 月明かりの影響が少しありますが、明るい流れ星が多いので、防寒対策をしっかりして空を見上げてみてください。
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参考文献
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