ゆう– Author –
-
星空のしくみ
宵の明星、その素顔は「酸の雨」。金星が輝く美しさと危険な秘密
「宵の明星」とも呼ばれる金星は、そのあまりの美しさから、ローマ神話では愛と美の女神「ヴィーナス」の名を与えられています。 でも、もし私が「その美しい白いドレスの正体は、何でも溶かす劇薬なんですよ」と言ったら、みなさんは信じてくれるでしょう... -
星空のしくみ
火星の中心には何がある?核が冷えた惑星の内部構造
ちょっとお喋りに夢中になっていると、カップの中身はすぐに冷めてしまいます。 小さなカップほど、すぐに冷たくなる。これは、私たちの身の回りにある「当たり前」の物理法則ですが、実は宇宙に浮かぶ巨大な惑星たちも、このルールには逆らえないことをご... -
星空のしくみ
乾いた赤い大地に、かつて「川」が流れていた証拠。火星に残された水の記憶を辿る旅
みなさんは夜空に赤く輝く「火星」を見上げたことはありますか? 望遠鏡で見ても、探査機から送られてくる写真を見ても、そこにあるのは荒涼とした砂漠と岩だらけの世界。 「水」なんて一滴もなさそうな、乾ききった惑星に見えますよね。 でも、もし私が「... -
星空のしくみ
地球の兄弟星にも春が来る?火星の「四季」が描くドラマチックな1年
あの赤く輝く火星にも、私たちと同じように「寒い冬」や「暖かい春」があるのでしょうか。 実は、火星にもちゃんと「四季」があるんです。 それも、地球の四季をちょっとだけドラマチックに、そして激しくしたような季節の巡りが。 今夜は、地球の兄弟星が... -
星空のしくみ
なぜ火星は大気を失ったのか?|「小ささ」が決めた惑星の運命
みなさんは、夜空に赤く輝く火星をご覧になったことはありますか? 地球のすぐ外側を回るこの惑星は、かつては地球と同じように、豊富な水をたたえた「青い星」だったと言われています。 しかし今の火星は、荒涼とした赤い砂漠が広がるだけの、静かで乾い... -
宇宙探査とミッション
【アルテミス計画】月へ向かう「巨神」が目覚める。有人ロケットが発射台へ
みなさんは最近、夜空に浮かぶ月を見上げましたか? 私たちが普段何気なく眺めているあの美しいお月様に、再び人間が向かおうとしています。 2026年1月17日〜18日、NASAはアルテミス2ミッション用の超巨大ロケット SLSとオリオン宇宙船 を、ケネディ宇宙セ... -
星空のしくみ
ESOが謎の衝撃波を観測|物理学者を悩ませる“計算が合わない星”
みなさんは、学校の理科の授業で「エネルギー保存の法則」という言葉を聞いたことはありますか? 「入ってきたエネルギー以上に、出るエネルギーが大きくなることはない」という、物理学の絶対的なルールです。 ところが今月、ヨーロッパの天文学者たちが... -
宇宙探査とミッション
月にコンビニ1軒分の灯りを。凍える夜を温める「小さな発電所」の話
今日の月は、どんな表情をしているでしょうか? 静かに輝くその月で今、「人類が生活するための、小さな発電所を作る」という計画が動き出しています。 「月に発電所? なんだかお話が大きすぎて……」 そう思った方もいるかもしれません。でも、これは決し... -
宇宙探査とミッション
月の女神「アルテミス」が、私たちを再びあの輝きへ誘う夜。アルテミスⅡ解説
私たちは普段、当たり前のように「そこにある明かり」として月を眺めていますよね。でも、想像してみてください。 あの白く輝く光の場所に、今、再び人類が手を伸ばそうとしていることを。それも、ただの機械ではなく、温かい血の通った人間が、あの静寂の... -
宇宙探査とミッション
月へ帰る約束。アルテミス計画と「3体の人形」が挑んだ静かなる冒険。アルテミスⅠ解説
みなさんは、最近じっくりと月を眺めましたか? 「ただの明るい岩石でしょ?」 「ウサギが餅つきしてる場所だよね」 そんなふうに思っている方もいるかもしれません。 でも、もしその月が、50年もの間、ずっとある「約束」が果たされるのを待っていたとし...