太陽– 身近で最も謎に満ちた恒星 –
私たちの身近な恒星「太陽」。その構造、活動、フレアや黒点、太陽風など、最新の観測成果をもとに解説した記事をまとめています。
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星空のしくみ
ナノフレアとは?|太陽コロナを100万度に温める「秘密の焚き火」の正体
私たちが寒さを感じるとき、一番に恋しくなるのはやっぱり「お日様」の光ではないでしょうか。 冬の晴れた日に、陽だまりにいるだけで感じるあの優しさ。 でも、もしみなさんに「太陽って、どこが一番熱いと思いますか?」と聞いたら、どう答えますか? 「... -
星空のしくみ
太陽コロナはなぜ高温なのか?|人類が挑む「コロナ加熱問題」
太陽には、まだ解き明かされていない謎がたくさんあります。その中でも最大の謎のひとつと言われているのが「コロナ加熱問題」です。 Image Credit: NASA/Goddard 通常、熱源(ストーブなど)から離れれば離れるほど、温度は下がりますよね? しかし、太陽... -
宇宙探査とミッション
太陽のコロナは静かじゃなかった。常識を覆した日本の衛星「ようこう」の功績
今でこそ、太陽の表面で爆発(フレア)が起きたり、ガスが噴き出したりするのは教科書に載っているような、みなさんが知っている知識です。 しかし、ほんの30年ほど前まで、天文学者たちはこう思っていました。 「コロナは基本的に穏やかで、活動は限られ... -
宇宙探査とミッション
太陽の大気圏に突入する人類最速の衛星、パーカー・ソーラー・プローブの挑戦
もし、イカロスの父ダイダロスがもう少し科学に詳しかったら、神話の結末は変わっていたかもしれません。 彼の失敗はシンプル、耐熱素材の選定ミスでした。 融点がわずか60℃程度の「蜜蝋(みつろう)」で翼を固めてしまったこと。これが全ての間違いです。... -
宇宙探査とミッション
人類最後の死角。太陽の「北極と南極」を見るために旅立ったソーラー・オービター
太陽系のすべての惑星は、太陽の赤道ではなく「黄道面(地球の公転面)」にほぼ沿って回っています。太陽の自転軸はこの面に対して約7度ほど傾いているため、極地は地球からの観測の死角になっていました。 従来の太陽観測(SOHOやACE、ひのでなど)は、地球... -
宇宙探査とミッション
なぜ太陽の大気は表面より熱いのか? 世紀の謎に挑む日本の「ひので」
SOHO、ACE、SDO、STEREOと、太陽を見張るNASAの衛星は多いです。 彼らは素晴らしい「監視網」を持っていますが、実は肝心なときに「ある日本の衛星」の力を借りています。 その名は「ひので(Hinode)」。 2006年にJAXA(日本)が打ち上げた、太陽観測衛星... -
星空のしくみ
もし地球が永遠の夜になったら?|思考実験で考える生存限界
私たちの頭上で輝く太陽。 もしも今この瞬間、ふっと太陽が消えてしまったら、どうなると思いますか? すぐに真っ暗になる? それとも、すぐに凍りつく? 実は、太陽が消えても、私たちはしばらくの間、「太陽が消えたことに気づかずに」カフェでお茶を飲... -
星空のしくみ
星はなぜ光るの? 夜空を照らす「核融合」のエネルギー
夜、空を見上げると輝く無数の星たち。 そして昼間、私たちを暖かく照らしてくれる太陽。 これらは何億年、何十億年と輝き続けていますが、一体なにを燃料にして燃えているのでしょうか? 薪(まき)のように何かを燃やしているわけではありません。もし薪... -
星空のしくみ
太陽とは?|太陽系の99.8%を支配する「巨大な核融合炉」
私たちは「太陽が沈んだこと」によって、ようやく夜空の星を見ることができます。太陽の光があまりにも強烈すぎるため、昼間は他のすべての星々の光がかき消されてしまうからです。 しかし、夜空に輝く無数の星々の正体に思いを馳せたことはあるでしょうか...
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