星空のしくみ– category –
天文・惑星の基礎知識
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星空のしくみ
かつて火星には海があった可能性がある。青い惑星を「赤く」変えた、磁場消失のミステリー
現在の火星は、赤く乾いた砂漠の星です。 しかし、40億年前の火星は、地球と同じように「青い星」だったと言われています。 広大な海があり、分厚い雲が浮かび、生命が生まれるチャンスさえありました。 なぜ、火星は変わり果ててしまったのか? その最大... -
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LIGOとVIRGOが連携プレーで突き止めた「宇宙の錬金術工場」GW170817
2017年8月17日。世界の天文学者がひっくり返るような大事件が起きました。 観測史上初めて、「ブラックホールではないもの」同士の衝突が観測されたのです。 それは「中性子星」。 太陽くらいの重さなのに、大きさは山手線くらいしかない、超高密度の星の... -
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【完全包囲網】LIGO・VIRGO・KAGRA。重力波望遠鏡が「4台」あると何が変わるのか?
重力波の観測は、アメリカのLIGO(2台)、欧州のVIRGO(1台)、そして日本のKAGRA(1台)と、計4台あります。 「そんなにたくさん要るの?」と思うかもしれません。 しかし、天文学者たちは「KAGRA、早く動いてくれ!」と日本の参加を心待ちにしていました... -
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空間は伸び縮みする。アインシュタインが予言した時空のさざ波、「重力波」ってなに?
KAGRAやLIGOといった「巨大な実験施設」は、よくニュースでも話題になります。 彼らは「重力波望遠鏡」と呼ばれています。 でも、そもそも「重力波(じゅうりょくは)」って何でしょうか? 光なの? 電波なの? それとも音? 正解は、「空間そのものの揺れ... -
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宇宙の「場所」を特定せよ。欧州の重力波望遠鏡「VIRGO」と、最強の防振装置
アメリカのLIGOは人類で初めて重力波を捉えました。 しかし、LIGOには一つだけ弱点がありました。 「何か聞こえたけど、どの方向か分からない」のです。 LIGOは2台ありますが、2台だと「あっちの方角の、どこかの円周上のどこか」という、非常に広い範囲し... -
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アインシュタインも諦めた「時空のさざ波」を捉えた、LIGOの巨大な4kmの腕
天文学の歴史には、いくつか「革命の日」があります。 ガリレオが望遠鏡を空に向けた日。 そして、2015年9月14日。 アメリカにある巨大観測装置「LIGO」が、ある信号を捉えました。 それは、13億年前に二つのブラックホールが衝突して合体した瞬間の、時空... -
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【アインシュタインの宿題】時空の歪みを聞け。地下深くに作られた「KAGRA」と、サファイアの鏡
約100年前、天才物理学者アインシュタインは、ある予言を残しました。 「巨大な星同士がぶつかると、宇宙の空間そのものが波のように揺れるはずだ」 これが「重力波(じゅうりょくは)」です。 しかし、彼はこうも言い残しました。 「でも、その揺れはあま... -
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酸素濃度は地上の半分。標高5000mのアタカマ砂漠に世界最強の望遠鏡「アルマ望遠鏡」がある理由
ハワイのマウナケア山(標高4,200m)にある「すばる望遠鏡」の話を聞いた時、 「あそこも十分高いな」と思った方。 上には上がいます。 南米チリ、アタカマ砂漠。 その標高は、なんと5,000メートル。 富士山よりもはるかに高く、酸素は地上のおよそ半分し... -
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惑星のストーカー? 木星と同じ軌道を回る「トロヤ群」小惑星の謎
みなさんは、道路を走っていて、ずっと前の車が一緒だったことはありませんか? 渋滞中によくありますが、ちょっと気まずいですよね。 実は宇宙にも、惑星と全く同じ軌道(車線)を、全く同じスピードで走っている不思議な天体たちがいます。 それが「トロ... -
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人類が火星に移住するためにクリアすべき「5つの課題」
ソジャーナからパーサヴィアランス、そして日本のMMXまで、火星には数多くのロボットたちが挑んできました。 彼らの活躍によって、私たちは火星の景色を鮮明に見ることができるようになりました。 赤茶けた大地、青い夕焼け。 それを見ていると、ふと思う...