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宇宙探査とミッション
スマホやGPSを守る「1時間の猶予」。最前線基地ACEが送る警告シグナル
以前、太陽をじっと見つめ続ける衛星「SOHO」のお話をしました。 SOHOはカメラで「あ、太陽からガスが噴き出したぞ!」と教えてくれます。 しかし、それだけでは不十分です。 飛んできたガスの塊(プラズマ)が、「本当に地球に害を与えるものか?」 まで... -
宇宙探査とミッション
ネットで見る「青と赤の太陽画像」の正体。30年選手「SOHO」の偉業
ラグランジュポイントL1に、もう30年近くも居座り続けている「主(ぬし)」のような探査機がいます。 その名は、SOHO(ソーホー)。 ESA(欧州宇宙機関)とNASAが協力して打ち上げた、太陽観測衛星のレジェンドです。1995年に打ち上げられ、2025年現在で約... -
星空のしくみ
なぜスペースコロニーはそこに浮かぶ? ラグランジュポイントL4・L5の秘密
ラグランジュポイントのうち、L1とL2は、便利な場所ですが、常にジェット噴射でバランスを取らないと落ちてしまう「不安定な場所」でした。 しかし、残る「L4」と「L5」は別格です。 ここは、宇宙空間にぽっかりと空いた「重力の水たまり」のような場所。 ... -
星空のしくみ
太陽の「L1」、宇宙の「L2」。ラグランジュポイントは地球を挟んで背中合わせの特等席
ラグランジュが見つけた「宇宙の地図(5つのポイント)」の歴史を、以前お話ししました。 今回は、その中でも現代の科学者たちがこぞって探査機を送り込む、「L1」と「L2」について深掘りします。 Image Credit: NASA この2つは、地球を挟んでちょうど反対... -
星空のしくみ
ラグランジュ点とは何か?|宇宙の「特等席」を予言した数学者
「ラグランジュポイント」。 最近ではジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のニュースや、SFアニメ『ガンダム』などで、この言葉を耳にする機会が増えました。 「重力が釣り合う不思議な場所」 「宇宙のたまり場」 そんなふうに解説されることが多いですが、そ... -
宇宙探査とミッション
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)とは?|赤外線で「宇宙の始まり」を観測する仕組み
2021年12月25日21時20分(日本時間)、人類は新しい宇宙の眼である「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」を宇宙へと打ち上げました。 数々の美しい画像を届けてくれたハッブル宇宙望遠鏡の「後継機」として紹介されることが多いJWSTですが、その姿は全... -
星空のしくみ
あの「オレンジ色のドーナツ」はどうやって撮った? 地球を一つの瞳にしたEHTの挑戦
少し前に世界中を騒がせた「あの一枚の写真」についてお話ししましょう。 2019年4月。 人類は史上初めて、「ブラックホールの影」を撮影することに成功しました。 オレンジ色に光るリングと、中心にある不気味なほどの暗闇。 まるでSF映画のワンシーンの... -
星空のしくみ
オリオン大星雲M42とは?|オリオン座の剣に隠された星のゆりかご
オリオン座といえば、真ん中に並んだ3つの星(オリオンのベルト)が有名ですが、今日注目していただきたいのは、その少し下。 ベルトからぶら下がっている「剣(小三つ星)」の部分です。 その真ん中の星を、よーく見てみてください。 他の星のように「ピ... -
星空のしくみ
小惑星帯メインベルトとは?|太陽系誕生の資材が残る場所
火星と木星の間。 そこには、惑星になりきれなかった無数の岩石がリング状に漂うエリア、「小惑星帯(メインベルト)」があります。 その数、数百万個以上。 SF映画『スター・ウォーズ』などで、宇宙船が岩を右へ左へと華麗に避けて飛ぶシーンを見たことが... -
星空のしくみ
なぜここだけ「神話」じゃない? 天王星の衛星につけられた文学的な名前の秘密
天王星(Uranus)は、自転軸がほぼ90度傾いている「横倒し」の惑星として有名です。 そのため、その周りを回る現在知られている27個の衛星たちも、まるで「射的の的」のように、縦向きにグルグルと回っています。 上から下へ、下から上へ。 他の惑星とは全...