-
星空のしくみ
金星の暴走温室効果とは?|女神の星が地獄になった日
夕暮れの西の空や、明け方の東の空で、ひときわ明るく輝く「一番星」を見たことはありますか? それが、金星(きんせい)です。 美しく輝くその姿から、ローマ神話では「ヴィーナス(愛と美の女神)」と名付けられました。 地球と大きさも重さもそっくりで... -
星空のしくみ
太陽のくしゃみで文明が止まる?最強の宇宙災害「太陽嵐」vs 人類
みなさんは、スマートフォンを手放せない生活をしていますか? 私はそうです。朝起きて天気をチェックし、電車ではSNSを眺め、地図アプリで目的地へ向かう。 もはや、電気と通信がないと「迷子」になってしまう自信があります。 でも、そんな私たちの便利... -
星空のしくみ
「巨星」と「超巨星」。赤い星たちの運命を分ける、たったひとつの違い
みなさんは夜空を見上げて、「あの星、なんだか赤いなぁ」と感じたことはありませんか? 冬の王様・オリオン座の左上で輝くベテルギウス。 おうし座の目として睨みをきかせるアルデバラン。 夏のさそり座の心臓、アンタレス。 どれも同じように赤く、そし... -
星と神話・物語
冬の夜輝く「おおいぬ座」。シリウスが魅せる圧倒的な輝きの秘密
「おおいぬ座」の1等星、シリウス。どのような星かご存知でしょうか。 オリオン座のすぐ後ろをついて回るおおいぬ座。その心臓部で輝くシリウスは、「全天で一番明るい恒星」として知られています。 冬の澄んだ空気を切り裂くような、あの青白い輝きには... -
星空のしくみ
1日はたった8時間? 地球のブレーキ役「月」が消えた世界をシミュレーションする
夜空を見上げれば、そこには当たり前のように「月」が輝いています。 あまりに身近すぎて、私たちは普段、月のありがたみを感じることはありません。 しかし、もし最初から地球に月がなかったとしたら? 私たちの世界は、今とは全く違う姿をしていたはずで... -
星空のしくみ
1日は24時間39分。太陽系で最も「地球のリズム」に近い惑星、火星
磁場を失い、大気を剥ぎ取られ、海を失い、内部まで冷え切った火星。 しかし、それでもなお、火星は太陽系の中で「最も地球に似ている兄弟」であり、人類の次なる移住先候補No.1です。 もし私たちが火星に降り立ったら、体は何を感じるのでしょうか? 時計... -
星空のしくみ
火星の心臓は凍っていなかった。地震波が突き止めた「巨大な液体のコア」
「火星は冷えて磁場を失った」という話を聞くと、 私たちはてっきり、火星の中身は冷めたお饅頭のように、芯までカチカチに固まっていると思ってしまいます。 しかし、その常識を覆すデータがあります。 2018年、NASAの探査機「InSight(インサイト)」が... -
星空のしくみ
火星はなぜ赤いの? その原因は「分解された水」が作った大量のサビだった
40億年前、火星には深さ数百メートルにも及ぶ広大な海があったと推測されています。 しかし今の火星は、カラカラに乾いた赤土の大地です。 あの大量の水は、一体どこへ消えたのでしょうか? 実は、すべてが宇宙へ逃げたわけではありません。 一部は姿を変... -
星空のしくみ
空気が「物理的」に削り取られた。火星の大気を奪った太陽風と、探査機MAVENが掴んだ証拠
火星が「磁場」という見えないバリアを失いました。バリアを失った惑星はどうなるのか? 想像してみてください。 防風林を失った畑に、台風が直撃するようなものです。 かつて地球のように分厚かった火星の大気は、太陽から吹いてくる暴風によって、少しず... -
星空のしくみ
かつて火星には海があった可能性がある。青い惑星を「赤く」変えた、磁場消失のミステリー
現在の火星は、赤く乾いた砂漠の星です。 しかし、40億年前の火星は、地球と同じように「青い星」だったと言われています。 広大な海があり、分厚い雲が浮かび、生命が生まれるチャンスさえありました。 なぜ、火星は変わり果ててしまったのか? その最大...